シンガポールのショッピングモール空室率10年ぶり高水準-過剰供給で

  • 7-9月期のオフィス空室率もこの4年で最も高い
  • 景気減速による消費者の買い控えやネットショッピング志向も影響

シンガポールでショッピングモール空室率が7-9月(第3四半期)に10年ぶりの高水準となった。買い物客の支出抑制に加え、店舗スペースの過剰供給が背景だ。

  都市再開発庁が28日発表した統計によると、ショッピングモールの空室率を測る指数は0.6%上昇し8.4%と、2006年9月以来の高さとなった。

  景気減速で消費者が出費を手控え、インターネットでの買い物志向を強める中で、店舗スペース需要は縮小傾向にある。さらにモールのスペース供給拡大も重なりつつあり、賃貸料はさらに低下する恐れがある。

  供給拡大でオフィス物件の貸し手も賃貸料の維持に苦戦している。7-9月期のオフィス空室率は賃貸料が1.1%値下がりしたにもかかわず、4年余りで最も高い水準に達した。

原題:Singapore’s Mall Vacancies Jump to Highest Level in a Decade (1)(抜粋)

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