成功報酬おすそ分けヘッジファンド-元ジャンク債帝王の申し子が計画

  • デービッド・ゴールドバーグ、アダム・スコッチ両氏がNYで計画
  • 場合によっては投資家が支払う手数料は実質マイナスにも-文書

ヘッジファンドの設定で少なくとも2008年以来の厳しい状況が続く今年だが、2人の運用担当者が投資家を引き付けるため工夫を凝らした手法を編み出した。成功報酬のおすそ分けだ。

  来年の早い時期にバトルボーン・キャピタル・マネジメントをニューヨークで始める計画をしているこの2人は、デービッド・ゴールドバーグ氏とアダム・スコッチ氏。両氏は共に、かつてジャンク債の帝王として名をはせたマイケル・ミルケン氏のファミリーオフィスであるシルバー・ロック・ファイナンシャルで資産運用を手掛けていた。

マイケル・ミルケン氏

Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  ブルームバーグが入手した投資家向け文書によると、ゴールドバーグ、スコッチ両氏はヘッジファンドが成功報酬の一部を投資家に返還するという従来にはなかったファンドを新設する予定で、この仕組みを呼び水に1億ドル(約105億円)を集める方針だ。

  バトルボーンが運用する資産が増えてパフォーマンスが上がれば上がるほど、投資家に戻る手数料も増える計算になる。場合によっては投資家の実質支払額がマイナスになることもあり得るという。

  バトルボーンの最高投資責任者を担うゴールドバーグ氏はコメントを控えた。

原題:Ex-Milken Managers to Start Hedge Fund Offering Fee Rebates(抜粋)

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