米アルファベット:7-9月売上高と利益は予想上回る、広告好調

更新日時
  • 70億ドル相当の自社株買い計画を発表
  • モバイル検索と動画広告が収入増のけん引役-ポラットCFO
Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

米グーグルの親会社アルファベットの7-9月(第3四半期)決算では、売上高と利益がアナリスト予想を上回った。インターネット広告収入が好調で、自動運転車やスマートフォンなど収益の上がっていない新製品やプロジェクトへの大型投資の影響を埋め合わせた。

  27日の発表資料によると、売上高はパートナーサイトへの支払い分を除いたベースで183億ドル(約1兆9300億円)に増加した。一部項目を除いたベースの1株利益は9.06ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は売上高が180億ドル、1株利益は8.61ドルだった。株価は時間外取引で上昇した。

  グーグルの中核である広告ビジネスの伸びが引き続き、インターネットサービスのファイバーや自動運転車といった高リスクの長期プロジェクトを含むその他投資部門での支出を支えた。こうした新規事業ではここ数カ月に複数の上級幹部が退社している。

  同社は稼ぎ頭である広告事業を強化するため、モバイル機器向けの新たな広告機能を展開した。これらの新ツールが動画サービスのユーチューブでの広告の伸びと共に成長を後押しするとアナリストの間では予想されていた。アルファベット幹部によると、グーグルのウェブサイト上でクリックされた広告総数は7-9月期に42%増加した。

  アルファベットはまた、クラスC株70億ドル強を買い戻す新たな計画も発表した。

  アルファベットの株価は発表を受けて時間外取引で一時4%上昇した。通常取引終値は前日比0.6%安の817.35ドル。

  ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は発表資料で、「モバイル検索と動画が当社の中核である広告ビジネスの原動力となっている。グーグルやその他投資部門での新規ビジネスの進展に興奮している」と述べた。

原題:Alphabet Sales Top Estimates on Ads While Spending Continues (1)(抜粋)

(自社株買いやCFOの見解などを追加して更新します.)
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