欧州債:英国債が下落、7-9月GDPが予想上回る-世界的な債券安

27日の欧州債市場では、英国債が下落した。先進国の主要中央銀行がどれだけ長期にわたり緩和策を維持するかについて再考する動きから、世界的な債券安となった。

  英国の7-9月(第3四半期)国内総生産(GDP)は予想を上回る伸びとなり、イングランド銀行(英中央銀行)が欧州連合(EU)離脱選択の影響を和らげるために利下げに踏み切るとの見方が後退した。日本銀行の黒田東彦総裁が国会での答弁で超長期の金利が現在よりも多少上昇してもおかしくないと発言したことも、国債相場を押し下げる要因となった。

  米当局が12月に政策を引き締めるとの見方が強まっているのを背景に、米10年債利回りは6月以来の高水準に達した。

  BMOキャピタル・マーケッツの米金利戦略責任者、イアン・リンジェン氏は「国債利回りは現行のレンジ上限に向かいつつある」とし、「注目されていた日銀総裁の発言と英GDPが予想を上回ったことが引き金となった」と語った。

  ブルームバーグ・バークレイズ・グローバル・アグリゲート指数によると、債券は月間ベースで2014年9月以来の大きな下げとなりそうだ。欧州中央銀行(ECB)が資産購入プログラムの延長を年内に決定するとの観測の高まりにもかかわらず、欧州債は最近売りを浴び、ドイツ10年債利回りは約5カ月ぶりの高水準に達した。

 
原題:Global Bonds Slump as Traders Mull End to Central-Bank Stimulus(抜粋)

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