中国人民元、6年ぶり安値に沈む-当局者から元安けん制発言相次ぐ

中国人民元は26日、6年ぶりの安値水準で推移した。こうした中で中国の当局者や国営メディアは元安への懸念を抑制しようと声を上げた。

  中国人民銀行(中央銀行)傘下メディアの金融時報は27日、ドル高局面は終了に近づいているため人民元安がさらに大きく進行する可能性は低いとの見方を示した。元相場をめぐっては、人民銀の易綱副総裁が中国は為替レートの安定を維持する意向で、元の下落が続く根拠はないと発言。同行研究局の馬駿チーフエコノミストも今月の元下落は主にドルが上昇したためだと指摘、通貨防衛で歩調を合わせた。

  香港時間午後4時40分現在、オプションに使われる人民元の1カ月物インプライド・ボラティリティは13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.61%と、昨年8月以来の低水準。上海市場の人民元は0.1%安の1ドル=6.7789元で、年初来の下げ幅は4.2%に拡大した。香港市場のオフショア人民元は2010年の取引開始後の最安値付近に沈んだ。

原題:China Steps Up Yuan Rhetoric as Currency Tumbles to Six-Year Low(抜粋)

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