テレフォニカ:配当減額、7-9月減益-英O2部門の売却実現せず

欧州で最も大きな債務を抱える通信サービス会社、スペインのテレフォニカは減配の方針を示した。英国の携帯電話部門O2の売却が実現しなかったほか、海底ケーブルと電波塔部門の新規株式公開(IPO)計画を取りやめた。

  2カ月足らず前まで配当は持続可能だと同社会長が表明していたものの、今回の減配方針は同社が債務を縮小するよう圧力にさらされている状況を示している。27日発表によると、2016年の配当は1株当たり55セント、17年はこれをさらに27%下回る40セントとする。これまでは16年の業績に対し75セント支払う方針を示していた。

  7-9月(第3四半期)の減価償却前営業利益(OIBDA)は前年同期比1%減の41億8000万ユーロ(約4780億円)。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均は40億ユーロだった。売上高は5.9%減の131億ユーロで、アナリスト予想平均と一致した。

  テレフォニカは減配で債務水準の引き下げを目指す一方、フリーキャッシュフローの伸びから恩恵を受けると見込んでいる。今年のフリーキャッシュフローは40億ユーロに達する見通し。

原題:Telefonica to Cut Dividend After Failing to Sell 02 in U.K. (2)(抜粋)

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