TPG、米マクドナルドの中国フランチャイズ権獲得争い撤退-関係者

  • マクドナルドは11月半ばまでに売却先を決める方針だと関係者
  • 外資系投資会社2社と中国勢が争う構図に

マクドナルドの中国事業の取得争いからTPGキャピタルが撤退した。これで売却額が最大20億ドル(約2090億円)に達する可能性がある中国事業をめぐり、外資系投資会社2社と中国勢が争うことになる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、ベイン・キャピタルが中国のホテルチェーン、グリーンツリー・ホスピタリティーと組んでマクドナルドの同事業獲得に名乗りを上げる一方、カーライル・グループも中信集団と共に取得を目指している。TPGキャピタルのパートナーだったスーパーマーケット経営の北京物美商業集団は単独で取得案を提示する見込みだ。

  関係者によれば、乳製品メーカーの北京三元食品もマクドナルドと取得条件について交渉している。マクドナルドは11月半ばまでに20年間に及ぶ中国と香港のフランチャイズ権の売却先を決める計画だという。

  ベインとカーライル、マクドナルド、TPGの担当者はいずれもコメントを控えた。中信集団の広報担当者は今のところコメントできないと回答。グリーンツリーと北京物美商業集団のオフィスに電話したが、返答はなかった。北京三元食品の取締役会秘書室への電話に答えた女性はコメントできないと話し、電話の転送を拒否した。

原題:TPG Said to Exit Race for $2 Billion McDonald’s China Rights (2)(抜粋)

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