富士通株が午後急伸、7-9月利益が市場予想上回る-レノボと提携も

27日の東京株式市場で富士通の株価が急伸した。午後発表の7-9月期(第2四半期)の利益が市場予想を上回った。

  富士通の株価は一時、前日比8.8%高の604.7円まで上昇。終値は599.3円だった。同社が午後1時に発表した7-9月期の連結営業利益は前年同期比2.5倍の371億円と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト5人の予想平均の139億円を上回った。システムプラットフォームが大幅増益だったほかユビキタスソリューションは黒字転換した。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮本武郎シニアアナリストはリポートで、営業利益が同証予想の68億円から上振れたと指摘。サーバーやパソコン、携帯などのハードウエア事業で約200億円の上振れで、価格転嫁やコストコントロールが効いているとみる。

  また、富士通は中国レノボグループとパソコン(PC)事業で戦略的提携を検討すると発表。富士通のグローバル販売力や顧客サービス力、開発・製造能力とレノボのオペレーションを融合し、世界市場で戦う成功モデルを目指すとした。富士通はことし2月にパソコン事業を分社化、東芝やVAIO(長野県安曇野市)と統合を目指していたが合意に達しなかった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE