ドイツ銀、メキシコの銀行・証券部門をインベスタバンクに売却へ

更新日時
  • 売却は2017年の完了を予定し、監督当局の承認が必要になる
  • ドイツ銀はメキシコを含む10カ国から撤退する計画を昨年発表した

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行は、メキシコ部門をインベスタバンクに売却することで合意したと発表した。ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)が進める経営立て直しの一環として、メキシコから撤退する。

  発表資料によれば、売却は2017年の完了を予定するが、監督当局の承認が必要になる。売却価格は明らかにしていない。ドイツ銀は、メキシカン・グローバル・マーケッツおよびコーポレート・アンド・インベストメント・バンキングの機能をグローバル拠点に集約する。同行の年次報告書(15年)によれば、メキシコ部門は131人を雇用し、グローバルビジネスに占める割合は小さい。

  ドイツ銀をめぐっては、住宅ローン担保証券(RMBS)販売に関する調査決着の条件として、140億ドル(約1兆4600億円)前後の支払いを米司法省から求められたことが明らかになり、財務の不安が広がったことなどから株価が今年に入り40%余り下落。クライアンCEOは株安に歯止めをかける努力を続けている。

  ドイツ銀はグローバル業務の縮小を目指し、メキシコを含む10カ国から撤退する計画を昨年公表し、2カ月前にはアルゼンチン部門の売却を発表していた。

原題:Deutsche Bank Agrees to Mexico Sale Ahead of Earnings Report (3)
Deutsche Bank to Sell Mexico Banking Units to InvestaBank(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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