米グルーポンがリビングソーシャル買収へ-かつてのライバル企業

  • 7-9月期決算で1株損益は赤字-アナリスト予想と合致
  • 株価は時間外取引で一時11%安

共同購入クーポンサイトを運営する米グルーポンは米リビングソーシャルを買収することで合意した。日々のお買い得クーポンを電子メールで提供する企業の間で一時激しい競争を繰り広げたかつてのライバルを吸収する。

  グルーポンは26日の発表資料で、買収額は大きくないとし、手続きは来月完了するとの見通しを示した。アマゾン・ドット・コムが出資するリビングソーシャルは2011年の資金調達時には60億ドル(現在のレートで約6300億円)相当の価値があったが、業績が悪化し、今年3月には従業員の半分余りを削減している。

グルーポンのアプリ

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  今回の買収はグルーポンの投資家から好感されなかった。決算で損益がアナリスト予想と合致し、年内についてより楽観的な見通しが示されたにもかかわらず、同社の株価は時間外取引で一時11%安となった。

  グルーポンが日々のお買い得クーポンを提供する企業から電子商取引会社への移行を進めているように、リビングソーシャルもクレジットカードを利用した飲食店での値引きに戦略を転換した。グルーポンのリッチ・ウィリアムズ最高経営責任者(CEO)は今回の買収について、同社の顧客基盤が広がるほか、リビングソーシャルから地元企業向けの取引も得られることから、良い組み合わせだと説明した。

  グルーポンの7-9月(第3四半期)決算では一部項目を除いた1株損益が1セントの赤字となり、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均と合致した。売上高は1%増の7億2050万ドルと、予想平均の7億910万ドルを上回った。

原題:Groupon Buys LivingSocial, a Rival Once Valued at $6 Billion (1)(抜粋)

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