クリントン氏:AT&Tのタイムワーナー買収は懸念対象、精査が必要

  • クリントン候補がこの買収案件について言及するのは初めて
  • AT&Tおよびタイムワーナーの株価に響く可能性

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン候補が26日、通信企業AT&Tによるタイムワーナー買収計画は懸念の対象であり、米規制当局は合意された854億ドル(約8兆9300億円)
での買収を承認するかどうか決定する前に、十分に精査する必要があるとの認識を示した。

  クリントン氏は選挙運動用航空機に同乗の記者団に対し、同買収案件は「疑問や懸念を引き起こすもので、注意深く見守る必要がある」と言明。「このため、私は注視していくし、大統領になる幸運に恵まれれば、政府としては決定を下す前に徹底的な分析を行うことになるだろう」と付け加えた。

選挙運動中のクリントン候補

Photographer: Ty Wright/Bloomberg

  クリントン候補がこの買収について言及するのは初めてで、両社の株価に影響を与える可能性がある。世論調査によれば、同候補の支持率は共和党候補のドナルド・トランプ氏を上回っている。

  トランプ氏も前週末に大統領に当選すれば、AT&Tのタイムワーナー買収を阻止すると語っているほか、上下両院の議員らも政府に精査を求めている。

原題:Clinton Says AT&T-Time Warner Deal Raises Concerns and Questions(抜粋)

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