ブラジル株:ボベスパ指数3日続落-事業再編計画が頓挫のJBS安い

  • 食肉加工会社JBSの計画に国立経済社会開発銀行が反対
  • 最高経営責任者交代の化粧品メーカーのナトゥラも安い

26日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は3営業日続落となった。事業再編計画が頓挫の食肉加工会社JBSが大きく値下がりした。

  JBSは会社登記をブラジルから欧州に移す計画について、国立経済社会開発銀行(BNDES)が反対したことが嫌気され下げた。化粧品メーカーのナトゥラ・コスメチコスも安い。約2年で最高経営責任者(CEO)が代わることで、新たな販売戦略の推進に支障が出るのではないかとの懸念が広がった。

  国際化戦略の頓挫はJBSにとって新たな痛手となる。同社株は、親会社や一部株主がコントロールするグループが関わる不正利得事件の捜査に伴い、今年これまでに15%下落している。

  イレブン・ファイナンシャル・リサーチ(サンパウロ)の資本市場責任者のアジオダト・ボルピ・ネト氏は「JBSはもはやBNDESからの惜しみない支援に頼ることができなくなり、これは同社にとって大きな変化となる」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.1%安の63825.69で終了。指数構成58銘柄中30銘柄が下げた。JBSは11%安と、最も指数を押し下げた。ナトゥラは4.3%の値下がり。航空顧客向けフリークエントフライヤーサービスを手掛けるムルティプルスは6.4%安と2月以来の大幅な下げとなった。競争激化に直面しているとして、バンコ・サンタンデール・ブラジルが投資判断を「売り」とした。

原題:Ibovespa Falls Third Day as JBS Tumbles After Vetoed Expansion(抜粋)

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