米TI:7-9月は増収増益、10-12月見通しは一部予想に届かず

更新日時
  • 自動車と産業機器向けの製品への投資が受注に寄与-マーチCFO
  • 四半期配当を32%引き上げ、1株当たり50セントに

米アナログ半導体メーカー最大手、米テキサス・インスツルメンツ(TI)が26日発表した7-9月(第3四半期)決算では、売上高と利益がアナリスト予想を上回った。自動車や産業機器に使用されるチップの需要好調が寄与した。ただ、10-12月(第4四半期)の売上高見通しは一部アナリスト予想に届かなかった。

  26日の発表資料によると、10-12月期純利益は1株当たり76ー86セントの見込み。売上高は31億7000万ー34億3000万ドル(約3300億-3580億円)となる見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は1株利益が79セント、売上高が33億ドル。

TIの会社ロゴ

Photographer: Daniel Acker/Bloomberg

  7-9月期純利益は9億6800万ドル(1株当たり94セント)と、前年同期の7億9800万ドル(同76セント)から増加。売上高は7%増の37億ドル。

  ケビン・マーチ最高財務責任者(CFO)は、自動車と産業機器向けの製品への投資が受注に寄与していると説明。7-9月期は自動車、産業機器、家電、通信インフラ関連の売上高が予想を上回ったと述べた。

  TIの株価は決算発表後の時間外取引でほぼ変わらず。

  同社は四半期配当を32%引き上げ1株当たり50セントとした。マーチCFOは従来より大幅な増配について、株主に利益を還元し、配当と自社株買いの金額でバランスを取る方針を表したものだと説明した。

原題:Texas Instruments Has Strong Third Quarter, Forecast in Line (1)(抜粋)

(増配やCFOのコメントを追加して更新します.)
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