米国債:下落、ブラックロックのリーダー氏は12月利上げを確信

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26日の米国債は下落。2年債利回りは6月以来の高水準に上昇した。ブラックロックのグローバル債券最高投資責任者(CIO)であるリック・リーダー氏は12月の米利上げは決定したも同然だと考えている。

  政策金利の変動に敏感な2年債利回りは5日続伸。イールドカーブはスティープ化した。マークイット・エコノミクスが発表した米サービス業購買担当者指数(PMI)が予想以上に拡大した。

  リーダー氏は25日、サンディエゴで行われた会議で「米大統領選はほぼ予想通りの結果だとして、12月に利上げすると確信している」と述べ、「12月に一度利上げし、来年は2度、18年は3度利上げするだろう」と続けた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、2年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上げて0.87%。6月2日以来の高水準だ。同年債(表面利率0.75%、償還期限2018年10月)価格は1/32下げて99 3/4。

  10年債利回りは4bp上げて1.79%。5年債と30年債の利回り差は約1.24ポイントにスティープ化した。

  ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの金利ストラテジスト、ボリス・リャビンスキ氏は「市場参加者は利回りの上昇、イールドカーブのスティープ化がより適切だとの結論に至った」と述べた。

米連邦準備制度ビル

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、トレーダーは年末までの利上げ確率を72%織り込んでいる。1週間前は64%だった。この算出は次回の利上げ後に実効フェデラルファ ンド(FF)金利が平均0.625%になるとの仮定に基づく。

  米財務省は午後に5年債入札(340億ドル)を実施。プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)の落札全体に占める割合は7月以来で最高だった。

原題:BlackRock’s Rieder Sure of December Fed Hike as Treasuries Fall(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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