金相場予想で首位のOCBC:米利上げ3回で金相場は下落へ

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  • OCBC:金相場は来年10-12月に1100ドルに下落へ
  • 強含みのドルが来年の金の弱気シナリオの根拠となるはずだ-ガン氏

米金融当局は12月に利上げを実施し、来年にも2回引き上げる可能性が高い、との見方をシンガポールのオーバーシー・チャイニーズ銀行(OCBC)が示した。同行は7-9月(第3四半期)に金相場予想で最も的確な見通しを示した。

  OCBCのエコノミスト、バーナバス・ガン氏は商品リポートで、金相場は来年、毎四半期下落し10-12月(第4四半期)には1オンス=1100ドルを付けると予想。金現物相場は26日、1266.74ドルと、同水準を約15%上回っている。

  ガン氏は「完全雇用と物価安定という米連邦準備制度理事会(FRB)の目標からすると、最近のデータはこうした金融当局の2大責務の達成に向け整合性が取れているようだ」と指摘。「金とドルの強い相関関係を踏まえると、金利上昇が見込まれる環境とそれに伴う強含みのドルは、来年の金の弱気シナリオの根拠となるはずだ」と述べた。

  こうしたOCBCの金相場下落見通しは、テンプルトン・エマージング・マーケッツ・グループの執行会長、マーク・モビアス氏の見方とは対照的だ。モビアス氏は先週、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで、米金融当局の利上げペースが遅くドル相場は上値が重い状態が続くとして、金相場は来年上昇するとの見通しを示している。

原題:Gold’s Top Forecaster Sees Prices Sinking Amid Three Fed Hikes(抜粋)

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