トヨタ:タカタ製エアバッグで追加リコール、対象は世界で約580万台

トヨタ自動車はタカタ製エアバッグ問題で追加のリコールを発表した。対象は世界で約580万台となる。5月に米運輸省道路交通安全局(NHTSA)とタカタが合意したリコール拡大の一環。

  トヨタは26日、エアバッグのインフレータ(膨張装置)が異常破裂する恐れがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。国内では「ヴィッツ」など計19車種の約116万台になる。予防的な措置のため、事故の報告はない。トヨタからの電子メールによると、海外の対象は中国で約82万台、欧州で約147万台、その他で約235万台となっており、米国は含んでいない。

  タカタ製エアバッグのインフレータをめぐり、NHTSAは5月初旬に3500万-4000万個の追加リコールを発表。これを受けて、国交省も同月、乾燥剤の入っていない製品を対象に国内リコール範囲を拡大し、自動車メーカーに対してリコールのスケジュールを可能な限り前倒すよう指導していた。

  乾燥剤の入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータについては、国交省がまとめたリコール拡大スケジュールによると、車両の製造年などで段階的にリコールし、2018年度末までには全てリコールすることになっている。このほか、リコール改修により、乾燥剤の入っていないインフレータを装着した車両は19年度末までに再度リコールする。

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