英銀ロイズ:株価下落-資本水準改善に疑問符、7-9月減益

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住宅金融で英最大手のロイズ・バンキング・グループの7ー9月(第3四半期)決算は、前年同期比で15%減益となった。支払保障保険(PPI)の不当販売をめぐる賠償金支払いで約10億ポンド(約1270億円)の費用を計上した。

  26日のロンドン市場で株価は一時3.8%安となった。減損損失が大方の予想を上回ったほか、自己資本比率が改善したものの会計上の変更が主因のため内容をいぶかるアナリストもいる。

  特別費用と一時項目を除いた第3四半期利益は前年同期比3%減の19億1000万ポンドで、ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想平均20億4000万ポンドに届かなかった。

  コアティア1自己資本比率は13.4%と6月末時点の13%から上昇したものの、バランスシート上の英国債の分類方法変更でかさ上げされた。このためバーンスタインのアナリスト、チランタン・バルア氏は「資本比率改善は真の状態を示していない」と述べた。

ロイズ銀のロゴ

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  減損損失は前年同期から30%増え2億400万ポンド、アナリスト予想は1億8400万ポンドだった。収入は1%増の42億8000万ポンド。
 

  PPI販売をめぐる費用計上はこれで過去5年で170億ポンド余りとなり、大手英銀の中で最大。

原題:Lloyds Says Quarterly Profit Drops on $1.2 Billion PPI Charge(抜粋)

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