米銀に当局が立ち入り検査へ、ウェルズF不祥事再発防止-関係者

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  • 監督当局は数日中に銀行検査を開始へ-関係者
  • 大手米銀は当局から情報提供を求める正式な要請を受け取る

顧客に無断で口座開設した米銀ウェルズ・ファーゴの不祥事が他行で再発することがないよう、米監督当局は大手米銀を訪問してデータを検証し従業員の聞き取り調査を始める態勢を整えている。事情を知る関係者1人が明らかにした。

  ウェルズ・ファーゴと競合する大手米銀は、監督当局から情報提供の正式要請を受け取っており、自社の営業活動に関して向こう数日中に検査官から厳しい追及を受ける事態に備えている。このプロセスは公表されていないとして同関係者は匿名を条件に話した。ウェルズ・ファーゴは先月、無断で口座開設した問題を決着させるため消費者金融保護局(CFPB)を含む米当局に対し1億8500万ドル(約192億円)を支払うことに同意。議会から厳しい批判を受けてジョン・スタンプ最高経営責任者(CEO)は辞任した。

  JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(BofA)などは既に、ウェルズ・ファーゴで問題視されたのと同様の行為がないか社内で調査を進めている。銀行監督の最前線に立つ通貨監督庁(OCC)は他行が顧客に無断で口座開設を促す営業行為を取らないよう、連邦準備制度理事会(FRB)や連邦預金保険公社(FDIC)、CFPBなどと協力している。

  カリーOCC長官は先月、上院銀行委員会の公聴会で、全ての大規模行と中規模行の営業行為を調査するよう検査官に指示したと説明。イエレンFRB議長は下院金融委員会の公聴会で、FRBも「大手行に対する包括的検証」に着手したと述べている。

  OCCのハバード報道官は、カリー長官が言及した調査プロセスの開始を確認した。

原題:Wall Street Banks to Face On-Site Reviews of Sales Practices(抜粋)

(第4段落以降にカリーOCC長官の見解などを追加して更新します.)
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