コロプラ:仮想現実の鍵は人と人、爆発的な人気ゲーム開発目指す

  • VRの普及は「必ず来る」、先行投資でプラス効果
  • 開発者の1割の40-50人がVR関連、年に1-2本のゲーム制作

Naruatsu Baba.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

仮想現実(VR)ゲームを制作するコロプラは、人と人とのやり取りを生かしたゲームの開発に注力する方針だ。いち早く爆発的に人気のあるゲームを生み出すことで、将来の収益向上につなげる考え。

  同社の馬場功淳社長が19日のブルームバーグとのインタビューで答えた。馬場氏はVRの普及には人気ゲームが必要だとした上で、他人と立体的に意思疎通ができるVRの特長を生かしたゲームに注目していると説明。同社も「コミュニケーションを生かした、人がそこにいるかのようなゲームを作っていく」と述べた。

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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  またVRが一般に普及する時代が「いつかは分からないけど、必ず来ると言っている。3年後かもしれないし、10年後かもしれない。だけど、必ず来る」と述べ、先行して投資している同社には「あらゆるところでプラスの効果が出てくる」と話した。開発者の1割にあたる40-50人をVR関連に割り当てており、年に1-2本のゲーム制作を行う方針。

  VRはゴーグル型端末をかぶることで立体的に見える映像の中に身を置いたような臨場感が得られ、ゲームだけではなく、スポーツや音楽などでの用途も想定される。今年はVR元年と位置付けられ、ソニーや米グーグル、米フェイスブック傘下のオキュラスVRや台湾の宏達国際電子(HTC)が専用端末を発売した。

   コロプラは次世代の収益源としてVRに注目しており、ソニーやオキュラスVR向けのゲームを展開している。今年1月にはVR関連企業に投資する上限5000万ドル(約60億円)のファンドを設立し、これまでに約30社に投資した。ゲーム以外の映像分野を手がける子会社も持つ。

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