米スプリント株が大幅下落-7-9月期もサービス収入の減少止まらず

  • 料金をライバルの半額に下げる戦略は顧客を呼び込むも収入を圧迫
  • サービス収入はTモバイルが13%増-スプリントは6.3%減

25日の米株式市場で米スプリントの株価が1カ月ぶりの大幅下落となった。7-9月(第2四半期)決算でサービス収入が8四半期連続の減少を示し、同業者の中で最大の落ち込みを記録した。

  サービス収入は前年同期比6.3%減少し、減収に歯止めがかかることを期待していた投資家を失望させた。顧客がデータや携帯メール、通話の利用で毎月支払う料金がこの収入となる。スプリントは競合他社から乗り換えた新規顧客への料金をライバルの最大半額に引き下げるサービスを提供しており、それが売上高の伸びを抑えた。一方、市場シェアでスプリントを昨年上回ったTモバイルUSの7-9月期サービス収入は13%増えた。

  スプリントはマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)の下、社運を賭けたてこ入れ策を講じている。加入者数減少の反転や無線周波数帯ライセンスなどを担保とする資金調達手段の多様化で進展を見せたものの、好転の兆しは他にあまり見当たらない。

スプリント店舗

Photographer: Christopher Dilts/Bloomberg

  スプリントの株価終値は6.1%安の6.50ドルと、9月20日以来の大幅安だった。

原題:Sprint Shares Stumble as Service Revenue Continues Long Slide(抜粋)

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