ブラジル株:ボベスパ指数が下落-金利見通しで内需関連株安い

  • 中央銀行は議事録で短期的に緩やかな利下げを示唆
  • 7-9月決算が期待外れとなった住宅建設のEZTECが安い

25日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は下落。金属価格の上昇が一部銘柄の追い風になったが、内需に依存する企業の見通し悪化が株価の重しとなった。

  大学運営のエスタシオ・パルチシパソンエスとクロトン・エデュカシオナルの下げが目立った。7-9月(第3四半期)決算が期待外れとなった住宅建設会社、EZTECエンプレエンジメントス・エ・パルチシパソンエスも安い。一方、鉄鉱石価格がこの3カ月で最も大きく上昇したのを受けて鉄鉱石生産のヴァーレは高い。

  ブラジル中央銀行が25日公表した今月18-19日開催の金融政策委員会議事録では、向こう数カ月の利下げが緩やかなものになることが示唆され、より積極的な利下げを見込んでいたエコノミストにサプライズを与え、消費関連銘柄の見通しが悪化した。議事録は、政治的混乱が引き続き景気回復にリスクを突き付けていると指摘した。

  インフィニティ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト、ジェイソン・ビエイラ氏は「ブラジルの回復をめぐっては多くの楽観的見方があるが、景気は依然として弱いというのが現実だ」と語った。

  ボベスパ指数は前日比0.3%安の63866.20で取引を終了。エスタシオは3%、クロトンは2%、EZTECは3%強それぞれ値下り。原油安でブラジル石油公社(ペトロブラス)は1.1%安。ヴァーレは6.5%上昇し、パルプ価格が2週連続高となったことで製紙会社のスザーノ・パペル・エ・セルロージとフィブリア・セルロージも堅調だった。

原題:Brazil’s Stocks Decline as Estacio, Kroton Drop on Rate Outlook(抜粋)

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