アップル株下げる、iPhone販売価格下落や利益率低下を嫌気

更新日時
  • 7-9月期アイフォーン平均販売価格は618.72ドル、前年は670ドル
  • 10-12月期の粗利益率は38-38.5%を見込む-市場予想38.9%

アップルの株価が25日の米株式市場の時間外取引で下げている。スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の平均販売価格の下落や、年末商戦を含む四半期の利益率が市場予想を下回る見通しを示したことが嫌気された。

  アップルによると、7-9月(第4四半期)のアイフォーン平均販売価格は618.72ドル(約6万4500円)と、前年同期の670ドルを下回り、アナリスト予想の625ドルに届かなかった。販売台数は4550万台で、ブルームバーグが集計したアナリスト予想は4500万台だった。

  収益性の指標として注目される粗利益率は10-12月(第1四半期)に38ー38.5%となる見込み。アナリスト予想は38.9%だった。

アップルのロゴ

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  同社株は時間外取引で一時2.3%安の115.55ドルを付けた。通常取引終値は118.25ドル。過去3カ月では22%上昇していた。

  2016年9月期は、通期ベースで01年以来の減収となった。10-12月期の売上高は760億-780億ドルとなる見込み。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は753億8000万ドルだった。

  アップルの経営陣は売上高の3分の2を占めるアイフォーンについて、17年の大幅アップグレードを前に最新機種の「7」が売り上げ回復を後押しするとの期待感を示した。ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は電話インタビューで、「7と7プラスへの顧客の反応は実に好意的なため、成長軌道に戻ることができると確信している」とコメント。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は最新機種への「顧客の反応に感激している」と語った。

  7-9月期の純利益は1株当たり1.67ドルで、前年同期の1.96ドルから減少。売上高は9%減の469億ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では、1株利益は1.66ドル、売上高は469億ドルと見込まれていた。

原題:Apple Shares Fall on Lower Phone Prices and Sliding Margin (1)(抜粋)

(平均販売価格や粗利益率、CEOとCFOの発言を追加し更新します.)
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