米国債:ボラティリティ指数が低下、金融政策見通しに自信

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25日の米国債市場は10年債が上昇。朝方発表された10月の米消費者信頼感指数が予想以上に落ち込んだことが手掛かりとなった。米商務省は28日に7-9月の実質国内総生産(GDP)を発表する。ブルームバーグがまとめた市場予想では前期比年率2.5%増となっている。

  バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのMOVE指数は2014年12月以来の低水準に下げた。同指数はオプション価格のインプライドボラティリティ (IV、予想変動率)の指標である。米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて、トレーダーは米国とそれ以外の国の金融政策についてより明確な見通しを抱いている。

28日に米GDP発表(ダラス市内)

Photographer: Ben Torres/Bloomberg

  MOVE指数は6日続落。欧州中央銀行(ECB)と日本銀行は資産購入プログラムを急いで縮小する必要がないことを示唆した。先物市場動向によると、FOMCが来週の会合で利上げを決定する確率は約19%織り込まれている。年内利上げを織り込む確率は72%となっている。

  キャンター・フィ ッツジェラルドの金利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏(ニ ューヨーク在勤)は「来週のFOMC会合には誰も期待していない」と述べ、「トレーダーは12月の利上げを見込んでいる」と続けた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 下げて1.76%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は2/32上げて97 22/32。

  CBOE/CBOT10年債ボラティリティ指数は先週、2013年以来の低水準をつけた。

  米財務省が実施した2年債入札(発行額260億ドル)の結果によれば、需要は7月以来の最低、08年以降では2番目の低さだった。26日には5年債(340億ドル)、27日には7年債(280億ドル)の入札が実施される。

原題:Treasury Volatility Drops to Lowest Since 2014 on Policy Outlook(抜粋)

(相場を更新し、全体的に書き換えます.)
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