NY外為:ドルが一時3月以来の高値-米利上げ観測強まる

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25日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが一時7カ月ぶり高値に上昇。トレーダーらは、米金融当局が年末までに利上げするとの予想を強めている。

  ドルは主要通貨の約半分に対して上昇。ブルームバーグのまとめによれば、先物市場に織り込まれる12月までの米利上げ確率は73%に上昇した。

  RBCキャピタル・マーケッツの世界為替戦略責任者ストラテジスト、アダム・コール氏(ロンドン在勤)は「米利上げ予想をかなり素直に反映した動きだ」と指摘した。

  ニューヨーク時間午後5時ごろの時点で、ドルは対ユーロでほぼ変わらずの1ユーロ=1.0889ドル。対円でもほぼ横ばいの1ドル=104円22銭。対ユーロでは一時3月以来の高値、対円では一時7月以来の高値を付けた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は今月に入り約2%上昇となっている。

米ドル紙幣

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg News

  ドルはこの日の最高値圏からは離れた。10月の米消費者信頼感指数が3カ月ぶり低水準に下げたことが手掛かり。

  トロント・ドミニオン銀行の北米為替戦略責任者、マーク・マコーミック氏は「市場では、ドルを現在の水準から押し上げるための明確なテーマをなお欠いている」と指摘した。

原題:Dollar Near Highest Since March as Fed Rate-Increase Wagers Rise(抜粋)

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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