米3M:通期予想を引き下げ-7~9月はヘルスケア部門など低調

日用品・工業品メーカー、米3Mは2016年通期の予想レンジの上限を引き下げた。7-9月(第3四半期)はヘルスケア製品の売り上げが予想外に減速したほか、家電事業も引き続き低調だった。

  25日の発表によると、通期利益は1株当たり8.15-8.20ドルを予想。従来予想ではレンジの上限は8.30ドルだった。買収を除いたベースでの現地通貨建ての売上高はほぼ変わらずと予想。従来予想の最大1%増から下方修正した。

  第3四半期の売上高は前年同期比ほぼ変わらず。エレクトロニクス部門が低迷したほか、ドル高で海外の売上高が目減りした。海外の売上高は全体の3分の2を占める。モルガン・スタンレーのアナリスト、ナイジェル・コー氏は顧客リポートで、ヘルスケア部門について、増収率が為替変動の影響前のベースで1.5%にとどまり、予想の4%を下回ったと指摘した。 

  エレクトロニクス・エネルギー部門の売上高は7.5%減の13億ドル。同部門は売上高全体の約16%を占める。3Mは今年、250人の削減を含む同部門の再建計画を発表した。 

  第3四半期の利益は1株当たり2.15ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の平均を1セント上回った。売上高は77億1000万ドルで、アナリスト予想と一致した。  

原題:3M Cuts Profit Outlook Amid Surprise Weakness in Health Care (1)(抜粋)

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