アップル4Qは減収ペース鈍化か、アイフォーン7需要で-アナリスト

  • アイフォーン7、発売1週間後の販売データをアップル公表せず
  • 通期売上高は2001年以来の減収になる公算

アップルの第4四半期(9月24日まで)業績は最新版スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」の発売当初の堅調な需要が押し上げ、減収ペースの鈍化に寄与したと、アナリストは予想する。

  ウォール街の見積もりによると、9月に発売された最新版も含めアイフォーン全機種の第4四半期販売台数は4500万台。売上高は3四半期連続の減収となる公算が大きいものの、減収率は9%と、前期の15%に比べて縮小するとみられている。

  アップルは従来の新機種発売時と異なり、アイフォーン7の発売後1週間の販売データを公表しなかった。このため25日の米国市場引け後に発表される第4四半期決算で、7に対する消費者の反応が初めて明らかになる。

  7の発売が従来の新機種発売時期に比べ1週間程度早かったことも、アップルの第4四半期業績には有利に働く。それでも中国を中心とした低価格品との競争激化、世界の大半の地域でスマホが飽和状態にあることなどがアップルの成長を阻害。部品不足でアイフォーンの供給にブレーキもかかっていると、アナリストらは指摘した。

  スマホ需要が世界的に後退する中で、通期の売上高は15年ぶりに減少する可能性が高い。

原題:Apple Boosted by IPhone 7 Demand, Slowing Pace of Sales Decline(抜粋)

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