エラリアン氏:「怒りの政治」が悪化、景気が停滞なら

アリアンツの主任経済顧問でブルームバーグ・ビューのコラムニスト、モハメド・エラリアン氏は、民主主義が景気拡大を生み出し続けられなければ、「怒りの政治」による混乱は避けられないとの見方を示した。

  同氏は25日ブルームバーグラジオとのインタビューで、「洗練された市場ベースの経済が低速、低成長を長く続ければ、物事が壊れ始める」と語った。

エラリアン氏

Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

  同氏は政治の行き詰まりが必要な財政出動や構造改革を妨げていると指摘。政治指導者がこれを打破しなければ低成長が続き、英国民に欧州連合(EU)離脱を選択させたような不満が蓄積すると分析した。

  「現在は政治が経済を動かしている」とし、「貿易協定の政治が非常に複雑になったために、奇妙な反グローバル化の時代になっている。大衆迎合主義が台頭する間はこれが続く」と語った。

  米国の「大統領選挙と議会選挙で誰が勝者になろうと、今のような低成長均衡の状態を続けていて物事が崩壊しないと考えるのは無理だと認識することが非常に重要だ」とエラリアン氏は述べた。

原題:El-Erian Sees ‘Politics of Anger’ Worsening as Economies Stall(抜粋)
 

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