スイスのノバルティス:7-9月期は7四半期連続の減益-競争激化で

  • 1株利益は1.23ドル、市場予想の1.20ドル上回る
  • 2016年の利益と売上高の見通しは据え置き

売上高で欧州2位の医薬品メーカー、スイスのノバルティスの7-9月(第3四半期)決算は7四半期連続の減益となった。ジェネリック(後発医薬品)との競争で、主力商品である抗がん剤「グリベック」の売り上げが落ち込んだ。

  ノバルティスの25日発表によると、7-9月期の一部項目を除いた1株利益は1.23ドルと、前年同期の1.27ドルから3%減少。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均(1.20ドル)は上回った。

  ノバルティスはアイケア部門アルコンも低迷する中で、心不全治療薬「エントレスト」や皮膚病治療薬「コセンティクス」といった新製品への依存を強めつつある。ジョー・ジメネス最高経営責任者(CEO)は7月、向こう5年にわたりこの2製品がけん引役になると話していた。

  7-9月期の総売上高は1%減の121億ドル。アナリストの予想平均は122億ドルだった。同社は2016年通期の見通しを据え置いた。通期の純売上高はほぼ前年並みで、コア営業利益は前年とほとんど同水準か1桁台前半の減少になるとみている。

原題:Novartis Profit Falls as Competition Hits Cancer Drug Sales (1)(抜粋)

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