モンテ・パスキ:2600人削減、不良債権売却-50億ユーロ増資へ

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イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは2600人を削減し約500支店を閉鎖、不良債権を売却する。同行が25日、生き残りに向け事業計画を発表した。

  同時に発表された7-9月(第3四半期)決算は11億5000万ユーロ(約1310億円)の赤字。貸倒引当金の積み増しが響いた。計画に基づき同行は、2018年の通期利益9億7800万ユーロ、19年は11億ユーロを目指す。従来の18年目標は8億8000万ユーロだった。

  18年の有形株主資本利益率(ROTE)は10%超を目指すとし、従来目標の8%から引き上げた。不良債権回収とマーチャント部門も処分する。マーチャント部門にはイタリアのICBPIが5億2000万ユーロで買収を提案しているという。

  モンテ・パスキはまた、280億ユーロ相当の不良債権売却に努め、一部はイタリアの銀行救済基金であるアトランテに売却する。不良債権処理による損失を吸収するバッファーとして最大50億ユーロの増資を計画している。

  増資は債務の株式転換やアンカー投資家への一部割当など幾つかの部分から成る可能性があり年内に完了させる計画。株主は11月24日に増資計画について採決する。

  就任から6週間のマルコ・モレリ最高経営責任者(CEO)は不良債権処理と事業再編・リターン向上によって同行再建が可能であると投資家を説得しようとしている。

原題:Monte Paschi to Cut 2,600 Jobs, Sell Units in Rescue Plan(抜粋)
Paschi to Cut 2,600 Jobs, Close Branches in Rescue Overhaul (2)

(第3四半期業績や計画の詳細を追加します.)
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