ジュリアス・ベアなどがABNアムロ傘下アジアPB買収検討-関係者

スイスのプライベートバンク、ジュリアス・ベア・グループとシンガポールのDBSグループ・ホールディングス、LGTバンクが、オランダの銀行ABNアムロ・グループ傘下のアジア・プライベートバンキング(PB)部門への買収提案を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ジュリアス・ベアなど3行は、ABNアムロのアジアPB部門に関心を示しており、さらに詳細な情報を検討する方針。ABNアムロは、プライベートバンカーや顧客の不安を最小限に抑えるため年内の合意発表を希望しているという。

  関係者によると、最近の類似案件のバリュエーション(評価)に基づけば、買収額は3億ドル(約313億円)を上回る可能性がある。アジアン・プライベート・バンカーの2015年の番付によれば、ABNアムロのアジアPB部門は190億ドル相当の資産を運用し、アジアのプライベートバンクで18位にランクされている。

  英銀バークレイズや仏銀ソシエテ・ジェネラルもアジアのウェルスマネジメント(富裕層向け資産運用)部門を売却し、同地域のPB業務から既に撤退している。ABNアムロとジュリアス・ベア、DBS、LGTの担当者はいずれもコメントを控えている。

原題:Julius Baer, DBS Said to Mull Buying ABN Amro Asia Private Bank(抜粋)

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