米銀ウェルズF、テレビCMの放映開始-イメージ回復努力の一環

  • 不正行為の再発防止のために講じた措置を説明するCM
  • 顧客の14%が資金引き揚げを決めたと回答-コンサル会社調査

米銀ウェルズ・ファーゴはリテールバンク部門の不祥事で傷ついたイメージの回復を狙い、24日夜から全米に、不正行為の再発防止のために講じた措置を説明する新たなテレビコマーシャルを流し始める。

  ウェルズ・ファーゴは既にインターネットと新聞でPRキャンペーンを展開し、顧客の利益を最優先していくことを伝えてきたが、今回新たにテレビのスポットCMも加わることになる。同CMでは駅馬車のスローモーション映像が使われている。同行は先月、顧客の許可なく200万超の預金・クレジットカード口座を開設した問題で当局に1億8500万ドル(約193億円)を支払って調査を決着させることに同意した。

ウェルズ・ファーゴ銀行

Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

  同行の広報担当マーク・フォーク氏はインタビューで、「この広告はウェルズ・ファーゴの顧客への約束と、われわれが前進し是正するために講じる措置についてあらためて示すものだ」と説明した。

  CM放映開始の数時間前には米経営コンサルティング会社cg42がウェルズ・ファーゴの顧客を対象とした調査の結果を発表。それによると、同行顧客の14%が同行から資金を引き揚げると決めたと回答した。これが現実となれば、引き揚げ総額は巨額になり、同行の収入圧迫につながる可能性がある。しかし同行のこれまでの発表資料にはこうした顧客による引き揚げを示す数字は見られない。

原題:Wells Fargo Steps Up Scandal Damage Control With TV Ad Push (1)(抜粋)

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