印タタ・グループ、ミストリー会長を解任-就任から約4年で

  • 創業家出身のラタン・タタ前会長が暫定会長に就く
  • タタ氏も後任の会長選びに参加する-持ち株会社が発表

インド最大のコングロマリット、タタ・グループが突然、サイラス・ミストリー会長を解任した。コーヒー事業から製鉄業に至る1000億ドル(約10兆4000億円)規模のビジネス帝国で経営陣の足並みの乱れが露呈したことで、リーダーシップに空白が生じる恐れがある。

ラタン・タタ氏

Photographer: Nicky Loh/Bloomberg *** Local Caption *** Ratan Tata

  24日開かれた取締役会でミストリ-氏(48)に代わり、創業家出身のラタン・タタ前会長(78)が暫定会長に就くことが決まった。同グループの持ち株会社タタ・サンズが資料で発表した。タタ氏も後任の会長選びに参加する。

  タタ氏の会長時代、タタ・グループは英高級車ブランド「ジャガー・ランドローバー」や製鉄会社のコーラス・グループを買収するなど事業拡大を進めていたが、約4年前に会長に就いたミストリー氏はより慎重な事業を展開を目指していた。同グループは最近数年間、300億ドル余りに膨らんでいた債務水準を圧縮するため融資の借り換えや資産売却を行っている。

原題:Turmoil Erupts Atop Tata as India’s Biggest Group Ousts Chairman(抜粋)

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