ブラジル株:ボベスパ指数、4年ぶり高値近辺-ペトロブラス高い

  • 業績改善計画の一環でペトロブラスは仏トタルとの提携に調印
  • 成長率見通し下方修正でブラデスコ銀行などは下落

24日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は4年ぶり高値近辺を維持した。業績改善計画の一環として仏石油会社トタルとの探査・生産での提携を発表したブラジル石油公社(ペトロブラス)が高い。

  ペトロブラスは21日、同社の汚職スキャンダルに絡んだ損失を取り戻そうとする米投資家による4件の裁判で和解し、収益回復への楽観論が高まった。ブラジル中央銀行が毎週実施しているエコノミスト調査で、来年の成長率見通しがこの2カ月で最も低い水準に下方修正されたことなどからブラデスコ銀行やイタウ・ウニバンコ・ホールディングが下げたが、ペトロブラスの上昇で相殺された。

   ブルマーク・ファイナンシャル・グループ(ブラジリア)の最高経営責任者(CEO)、レナト・ノビレ氏は「ペトロブラスが講じた措置は市場への非常に大きなシグナルだ」と語った。

  ボベスパ指数は前週末比0.1%弱下げて64059.89で取引を終了。一時は0.9%高となる場面もあった。ペトロブラスは1.4%高。政府が10億レアル(約330億円)の資本注入を計画していると同国紙フォリャ・ジ・サンパウロが報じたことを手掛かりにブラジル中央電力(エレトロブラス)は1.7%の値上がり。鉄鉱石価格が7週間ぶりの高値に上昇したことを受けて鉄鉱石生産のヴァーレは2.8%高。一方、ブラデスコは1%、イタウは0.9%それぞれ値を下げた。

原題:Ibovespa Holds Near Four-Year High as Petrobras Inks Partnership(抜粋)

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