クリントン候補応援のウォーレン氏、ウォール街の影響力抑止を準備か

  • ウォーレン上院議員はクリントン氏の選挙応援を積極的に行い貢献
  • 財務長官など重要ポストの候補絞り込みで発言力も

米大統領選の投票日が近づくなか、ウォール街批判の急先鋒(せんぽう)に立つエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州、民主)は民主党大統領候補、ヒラリー・クリントン氏の選挙応援を積極的に行っている。進歩派のリーダーであるウォーレン議員がクリントン氏当選後を見据えて、次期政権への金融業界の影響力を弱めるための準備工作をしているのではないかとの見方も強まっている。

ウォーレン議員(左)とクリントン氏

Hillary Clinton (R) and U.S. Sen. Elizabeth Warren (D-MA)

  クリントン氏の政権移行担当チームは既に同氏が大統領に就任した場合の指名・任命リストを作成中であり、ウォーレン氏は財務長官から経済諮問委員長まであらゆるポストの候補絞り込みで発言権を持つ立場に収まりつつある。

  KBWのマネジングディレクター、ブライアン・ガードナー氏は人事の焦点は財務省だと述べた。財務長官のほか、国内金融・国際問題担当財務次官などの指名も含まれる。このほか、注目される重要ポストは証券取引委員会(SEC)、商品先物取引委員会(CFTC)、国家経済会議(NEC)、大統領経済諮問委員会(CEA)のほか、ウォーレン議員が創設に関与した消費者金融保護局(CFPB)だという。

原題:Warren Campaigns With Clinton With Eye on Curbing Wall Street(抜粋)

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