米ビザ:7-9月期は28%増益-顧客のカード支出伸びる

更新日時
  • 純利益は19億3000万ドル、1株当たり79セント
  • 営業費用は27%増、退職費用計上で

決済ネットワーク世界最大手、米ビザの7-9月(第4四半期)決算は28%増益となった。顧客のカード支出が増えた。

  24日の発表資料によると、純利益は19億3000万ドル(約2010億円、1株当たり79セント)と、前年同期の15億1000万ドル(同62セント)から増加。ビザ・ヨーロッパ買収に関連する税費用や退職費用など一時的な項目を除いた調整後1株利益は78セント。ブルームバーグが集計したアナリスト31人の予想平均は73セントだった。

  チャーリー・シャーフ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「ビザ・ヨーロッパ買収の恩恵が見え始めており、強力なコスト規律が業績に寄与した」と説明した。

VISAカード

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ビザは現金や小切手による決済から電子決済への世界的シフトで恩恵を受けており、株価は年初来で7.3%上昇している。24日の時間外取引ではニューヨーク時間午後4時31分(日本時間25日午前5時31分)現在1.1%安の82.24ドル。

  発表発表によると、ビザ・ヨーロッパの統合コスト8000万ドルを含めたベースで、2017年度通期の純収入の伸びは16ー18%の見込み。来年のフリーキャッシュフロー(現金収支)の見通しは提示しなかった。

  7ー9月期の収入は前年同期比19%増の42億6000万ドルで、アナリスト予想と同水準だった。営業費用は27%増の16億4000万ドル。16年度通期収入は8.7%増の151億ドル。人員削減に伴う退職費用として7ー9月期に税引き前で1億1000万ドルを計上した。
  

原題:Visa Profit Climbs 28% as Consumer Card Spending Increases (1)(抜粋)

(CEOのコメントや業績見通しを追加して更新します.)
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