米国債:下落、PMI統計で1年ぶり高水準-年内利上げ観測

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24日の米国債は下落。朝方発表された10月の米製造業購買担当者指数(PMI)が2015年以来の高水準に上昇し、米国での年内利上げ観測が高まった。利回り曲線は4日ぶりにスティープ化した。

  MUFGセキュリティーズアメリカのシニア米国債トレーダー、トーマス・ロス氏(ニューヨーク在勤)は「PMI統計は予想よりも若干良好だった」と述べ、「明るい兆しだ。製造業の復活を望んでいる。市場参加者は米当局による12月の利上げをより一層確信している」と続けた。

  先物市場動向によると、トレーダーは12月までの利上げ確率を約70%織り込んでいる。1週間前は66%だった。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ決定を見込む確率は19%となっている。セントルイス連銀のブラード総裁は、12月利上げの可能性が最も高いことを示唆した上で、米国の金利は数年にわたり極めて低い水準にとどまるだろうと述べた。

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前営業日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.76%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は97 20/32。

  5年債と30年債の利回り格差は約1.24ポイントのスティープ化となった。

原題:Treasuries Fall as Manufacturing Gauge Climbs to One-Year High(抜粋)

(相場を更新し、第3段落と最終段落を加えます.)
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