中国化工集団、ジンジェンタ買収で譲歩示さず-EUは28日までに判断

  • いわゆる「問題解消措置」の提出期限は21日だった
  • 24日のチューリヒ市場でシンジェンタ株は一時9.1%安

中国化工集団(ケムチャイナ)はスイスの農薬・種子メーカー、シンジェンタ買収計画について、欧州連合(EU)当局の承認を速やかに得るための譲歩を期限だった21日までに提出しなかった。シンジェンタの株価は24日のチューリヒ市場で一時9.1%安となった。

  EU報道室は電話取材に対し、EUによる買収初期審査でケムチャイナ、シンジェンタ共にいわゆる「問題解消措置」を提出しなかったと明らかにした。EUは28日までに430億ドル(約4兆4700億円)規模の買収計画に条件を付けずに承認するか、最終判断までに4カ月以上を要する可能性のある延長審査を始めるかを決める必要がある。

  シンジェンタ広報のリアンドロ・コンティ氏は「EUとの建設的な協議が続いている」とし、同計画の進捗(しんちょく)状況について25日の7-9月(第3四半期)売り上げ報告時にあらためて発表すると説明した。ケムチャイナの広報担当者からコメントは今のところ得られていない。

原題:ChemChina and Syngenta Made No Concessions by EU Deal Deadline(抜粋)Syngenta Slumps on Concern of Protracted ChemChina EU Review (1) (抜粋)

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