中国株:上海総合指数、9カ月ぶり高値-政府のインフラ投資拡大期待

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  • 商品相場上昇を受けて中国中煤能源は値幅制限いっぱいの10%高
  • 香港市場でハンセン指数は1%上げ、H株は1.7%高

24日の中国株式相場は上昇。上海総合指数は1月以来の高値で引けた。政府がインフラ投資を増やし、国有企業改革を加速させるとの楽観的な見方が広がった。

  商品相場の上昇を受けて、石炭生産の中国神華能源(601088 CH)が上海総合指数の上げに大きく寄与した。同業の中国中煤能源(601898 CH)は値幅制限いっぱいの10%高。中国交通建設(601800 CH)は2.4%上げ、中国電力建設(601669 CH)は3.8%高。乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団(600887 CH)も7.3%上昇。中国聖牧有機奶業(1432 HK)に出資すると発表した。

  先週発表された7ー9月(第3四半期)の中国国内総生産(GDP)は前年同期比6.7%増と、4ー6月(第2四半期)と同水準の成長ペースを維持した。中国共産党は今週、北京で中央委員会第6回総会(6中総会)を開催する。

  精熙投資管理の王征最高投資責任者(CIO、上海在勤)は、「7ー9月の経済データで安定化が示されたことが幅広い相場の支援材料となっている」と指摘。「政府が効率改善のために国有企業の統合を加速し、経済成長をさらに下支えするためにインフラ投資を拡大するとの観測から、大手国有企業の一部は好調だ」と述べた。

  上海総合指数は前週末比1.2%高の3128.25と、1月8日以来の高値で終了。小型株から成る創業板(チャイネクスト)指数は0.9%高。

  香港市場ではハンセン指数が前営業日比1%高、ハンセン中国企業株(H株)指数は1.7%高で引けた。

原題:China Shares Advance to Nine-Month High on Fiscal Spending Bets(抜粋)

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