原油投資家はポジション減らす-OPEC総会控え原油価格は安定

  • WTI下落見込む売りポジションは5月以来の低水準
  • OPEC減産合意後に上昇の原油価格は50ドル台を維持

石油輸出国機構(OPEC)が減産合意内容の詳細について調整する中、原油投資家は安全策を取っている。

  原油価格が1バレル=50ドル台を維持し、OPECが日量3250万-3300万バレルへの減産での合意を発表して以降始まった価格上昇が続く中で、資産運用会社による売りポジションは5月以来の低水準に落ち込んでいる。OPECは11月30日にウィーンで開く総会で、合意内容の詳細をまとめることを目指している。

  プライス・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の市場担当シニアアナリスト、フィル・フリン氏は電話インタビューで「売りポジションを保有している投資家は、このOPEC合意を一笑に付すような態度でもはや見ていない。減産合意が実現するとの認識は高まりつつある。合意内容がまとまるまでは比較的静かだろう」と指摘する。

  米商品先物取引委員会(CFTC)によれば、ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の売りポジションは18日終了週に21%減少。一方、買いポジションは2年ぶりの高水準から3.2%減少した。買越残高は2年ぶりの高水準に増加した。

原題:Oil Speculators Ease Back as Market Steadies Ahead of OPEC Talks(抜粋)

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