米AT&Tへの4.2兆円融資、巨額の手数料見込めるもリスク存在

  • 米当局の承認めぐる不透明性のリスクが存在する
  • JPモルガンが250億ドル、BofAが150億ドルの融資約束と関係者

米大手銀は巨額の手数料を得ようとして、タイムワーナー買収で合意したAT&Tに過去最大級の融資を行おうとしている。しかし米当局の審査が長引き、総額400億ドル(約4兆1600億円)の融資がなかなか実行できない懸念も存在する。

  事情に詳しい関係者によれば、400億ドルのうちJPモルガン・チェースが250億ドル、バンク・オブ・アメリカ(BofA)が150億ドルを融資すると公約した。JPモルガンにとって250億ドルは単一の案件の融資としては過去最大と思われると、同関係者が公の場で発言する立場にないとして匿名で明らかにした。

AT&Tの店舗(サンフランシスコ)

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

  アナリストによれば、両行が融資の約束をしたことは、今後の起債の引き受けで有利に働く見込みだ。債券発行では高利回りを求める投資家の旺盛な需要が見込めるという。しかしその一方で、当局の承認が遅れた場合、融資がなかなか実行されないリスクも存在する。

原題:Wall Street’s $40 Billion AT&T Pledge Offers Fees and Risks (1)(抜粋)

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