欧州債(21日):ドイツ国債が週間ベースで上昇-緩和延長との観測で

21日の欧州債市場ではドイツ国債がほぼ変わらずだったものの、週間ベースで今月初の上昇を確保した。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が20日の記者会見で、同日の政策委員会で債券購入プログラムのテーパリング(縮小)に関する協議がなかったと明らかにしたことを受け、同プログラムが延長されるとの観測が高まった。

  DZバンク(フランクフルト)の市場ストラテジスト、ダニエル・レンツ氏は、ドラギ総裁は「テーパリングをめぐる議論を落ち着かせる」目的を十分達成したとし、「プログラムが2017年3月以降も続き、その後の買い入れ規模がどうなるか臆測するのは時期尚早だと示唆した。これに市場が反応し、利回りが落ち着きつつある」と語った。

  ロンドン時間午後5時現在、欧州債の指標とされるドイツ10年債利回りは前日比ほぼ変わらずの0.006%。週間ベースでは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げた。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格は99.944。

原題:German Bonds Post Weekly Gain as Draghi Sparks Longer-QE Wagers(抜粋)

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