ドイツ銀、投資銀行部門が待望の大型契約-BAT取引の主幹事務める

  • BATのレイノルズ株取得提案で助言と資金提供を担当
  • 今年の欧州M&Aランキングで上位5位以内に浮上

ここ1年にわたりさえなかったドイツ銀行の投資銀行部門が、待望の大型契約を獲得した。

  英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が米レイノルズ・アメリカンの未保有株を総額約470億ドル(約4兆8800億円)で買い取る計画について、ドイツ銀行は助言と資金提供で主幹事を務める。これは同行にとって今年手掛ける最大の案件になる。BATの21日発表によると、ドイツ銀はBATに株式取得用の資金枠確保をほぼ確約している。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、ドイツ銀は20日時点で今年の欧州合併・買収(M&A)ランキング9位だったが、BATとの取引で5位以内に食い込む。全世界ランキングでは順位を1つ上げて9位となる。BATのレイノルズ株取得提案は、英国が6月23日の国民投票で欧州連合(EU)離脱を選択して以来、同国企業が絡む合併・買収(M&A)としては最大規模。

  今回の手数料について、ドイツ銀はBATの共同アドバイザーを務めるセンタービュー・パートナーズ、UBSグループと分け合う。UBSは仲介と資金提供でドイツ銀と共同主幹事を務める。この結果、ブルームバーグがまとめる今年の欧州M&Aランキングで、UBSは5ランク上がり3位に、センタービューは12ランク上がり13位にそれぞれ上昇する。

原題:Deutsche Bank Gets a Much-Needed Boost Working for Big Tobacco(抜粋)

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