チューダーが投資決定に機械学習活用へ、新興企業に多額出資-関係者

  • チューダーはギル・シスウェルダ氏率いる新興企業に出資
  • チューダーのジョーンズ氏はコンピューター分析が不可欠とみている

資産家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、マーケットの知識とリスクを取る強い意欲を基にキャリアを築いた。しかし今では、自身のヘッジファンド運営会社チューダー・インベストメントが利益を上げる投資アイデアを発見するのを助けてくれるのは、データと科学者の頭脳だと考えている。

  チューダー・インベストメントは昨年遅くに数百万ドルをギル・シスウェルダ氏率いる新興企業数社に出資し、投資決定に機械学習を活用するためにこれらの企業と提携した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。情報は非公開だとして匿名を条件に語った同関係者によると、シスウェルダ氏は、衛星画像や位置データなどの情報を消化するより効果的な方法を開発するために、科学者のチームを採用している。

  シスウェルダ氏とチューダーの広報担当者は共にコメントを控えた。

  シスウェルダ氏の会社に出資するのは、ジョーンズ氏(62)がコンピューターを駆使した分析が自身の会社の将来にとって不可欠だとみていることの表れでもある。チューダーは、資産運用担当者を支援できるデータ可視化ツールや取引モデル化ツールを開発するために、社内でも科学者や数学者を増員している。同社は昨年、ニューヨークのダウンタウンのオフィスをテクノロジー大手のグーグルフェイスブックツイッターに近いアスタープレイスに移動した。

原題:Tudor Said to Invest Millions in Bid to Blend Data and Macro(抜粋)

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