中国株:上海総合が上昇、週間では2週連続高-香港市場は台風で休場

更新日時
  • 人民元は対ドルで6年ぶりの安値
  • 中国の10年物国債利回りは記録上で最低の水準となった

21日の中国株式市場で上海総合指数は上昇。人民元の値下がり懸念にもかかわらず、景気安定化の兆しを受け週間ベースでは2週連続高となった。この日の香港市場は台風のため取引中止となった。

  上海総合指数は前日比0.2%高の3090.94で終了。今週の上昇率は0.9%。香港のハンセン指数は20日までの4日間で0.6%上昇した。

  中国中鉄(601390 CH)や中国建築(601668 CH)などインフラ関連株の上げが目立った。政府が橋や鉄道への支出を拡大するとの観測が背景にある。今週発表された指標で明るめの経済見通しが描かれたものの、今月の人民元下落で資金流出ペースが加速し、資金環境が逼迫(ひっぱく)するとの懸念が強まっている。

  人民元は21日、対ドルで6年ぶり安値を付けた。中国人民銀行(中央銀行)は同日の人民元中心レートを8月以来の大きさで引き下げた。中国の10年物国債利回りは記録上で最低の水準となった。

  華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「全般に市場には活気がない」と指摘。「年末に向けて多くのファンドがポジションの手じまいを進めており、市場の資金が減っている」と述べた。

原題:Chinese Stocks Gain for Second Week as Typhoon Shuts Hong Kong(抜粋)

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