大邸宅が値下がり-銀行・ヘッジファンド幹部が住む米グリニッチで

  • 1戸建て住宅価格は7-9月に前年同期比7.5%下落
  • 1-9月に販売増えたのは約2億円以下の価格帯だけ

米ウォール街の銀行や大手ヘッジファンドの幹部らが多く住む町として知られるコネティカット州グリニッチで、超高級住宅が値下がりしている。豪華な大邸宅よりも小さめの住宅やコンドミニアムを選好する買い手の志向変化の影響を受けている。

  不動産鑑定のミラー・サミュエルと仲介のダグラス・エリマン・リアル・エステートが20日発表したリポートによれば、グリニッチの1戸建て住宅価格(中央値)は7-9月(第3四半期)に前年同期比7.5%下落し172万ドル(約1億8000万円)。販売物件数は4.4%増え190戸となったものの、価格は4四半期連続の前年割れだ。

  ミラー・サミュエルのジョナサン・ミラー社長は「最も高級な住宅の相場が軟化している」と指摘する。不動産仲介のフーリハン・ローレンスのリポートによると、今年1-9月期に前年同期比で販売が増えたのは200万ドルを下回る価格帯の住宅だけだという。

  6万人ほどが住むグリニッチについて、資産家で米スターウッド・キャピタル・グループの会長兼最高経営責任者(CEO)のバリー・スターンリヒト氏が先月飛ばしたジョークは、安い物件が先に売れるこの地域で「住宅を売り渡すことはできない」というものだった。

原題:Greenwich Home Prices Decline in Buyer Shift From Mansions (1)(抜粋)

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