欧州債:ドイツ債が4日続伸-ECBは緩和延長や縮小を協議せず

20日の欧州債市場ではドイツ国債が4日続伸。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日の定例政策委員会で量的緩和策の延長やテーパリング(段階的縮小)について協議されなかったことを明らかにした。

  ブルーベイ・アセット・マネジメント(ロンドン)のパートナー兼ファンドマネジャー、マーク・ダウディング氏は「ドラギ総裁は発言を最小限にしようと試みていたようだ」とし、「市場の反応は緩和拡大についての論議がなかったことにやや失望したことを示唆している。だが、ドラギ総裁がその他すべてのことをあいまいにし、焦点を12月会合に移そうとしたことで相場の動きは限定的になった」と語った。

  ECBが政策金利を据え置き、資産購入プログラムの維持を決定。ドラギ総裁はその後の記者会見で発言した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、70人全員が預金金利がマイナス0.4%で据え置かれると予想。ECBは月額800億ユーロの資産購入プログラムの現状維持した。別の調査では、ECBが12月会合で同購入プログラムの期間を延長すると見込まれている。

  ロンドン時間午後4時30分現在、ドイツ10年債利回りは前日比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.003%。一時は4bp上昇したが、ここ2週間で初めてゼロを下回り、マイナス0.001%まで下げる場面もあった。同国債(ゼロクーポン、2026年8月償還)価格は0.261上げ99.97。

原題:German Bonds Rise 4th Day as Draghi Gives Few Clues on Stimulus(抜粋)

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