ドイツ銀、証券業務縮小と一段の人員削減を-一部株主が要望

  • 証券部門を縮小し、規模の大きい債券事業への集中を提言
  • 最大20%の人員削減を実施するべきだ-上位20位の大株主

ドイツ銀行は証券業務を縮小し、コストを減らすために一段の人員削減を実施するべきだー。一部の株主が論じた。

  大株主上位20位の一角を占める運用者は会社方針として匿名を条件に、ドイツ銀には全世界で最大20%の従業員削減が必要だと述べた。この削減規模は発表済みの措置の2倍。また株式トレーディングを縮小し、より規模の大きい債券事業に集中することも選択肢だとの見方を示した。ドイツ銀の広報担当者はコメントを控えた。

  別の株主は、ドイツ銀がさらに資産売却を進め、6月末時点で90%前後だったコスト・インカム比率の改善方法を模索するべきだと指摘する。ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)は増資の意向を否定しているももの、資本バッファー強化への計画が見えないことに株主が懸念を示唆した。

  株主の1人は、ドイツ銀が新たな戦略見直しを発表するならば増資に参加してもよいとの考えをほのめかした。事情に詳しい関係者によると、同行は法的費用が膨らんだ場合に備えて増資を含む選択肢について、複数の証券会社と非公式の協議を進めている。

  ドイツ銀は27日に7-9月(第3四半期)決算を発表する予定。  

原題:Deutsche Bank Investors Press Troubled Lender to Sharpen Focus(抜粋)

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