非居住者の購入急増-香港不動産価格の回復、主役は本土の投資家か

  • 9月には住宅250戸が非居住者に売却-1年2カ月ぶりの高水準
  • 元値下がりが続くとの見通しを踏まえ香港住宅市場に投資との指摘も

香港の不動産価格が3月に付けた底から11%回復している理由を説明する1つが、非居住者による住宅購入の急増だ。

  香港の税務局によれば、9月には住宅250戸が非居住者に売却された。1年2カ月ぶりの高水準で、それまでの4カ月間の月間平均を36%上回る。香港不動産市場にとって最悪期の直前だった2月は62戸に落ち込んでいた。

  税務局は購入者の国・地域の内訳を公表していないが、アナリストや不動産開発会社は本土に住む中国人が、非居住者として最大の買い手だとみている。

  上海商業銀行の調査担当責任者ライアン・ラム氏(香港在勤)は「非居住者の中では中国本土の買い手が主役なのは間違いない」と指摘。人民元の値下がりが続くとの見通しを踏まえ、「香港の不動産市場に一段と熱心に入ってきている」と話した。

原題:Foreign Buyers of Hong Kong Homes Help Drive Price Rebound (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE