JPモルガン、中国の第一創業証券との合弁持ち株売却に向け交渉中

  • 経営に大きな影響力を持てる新たなパートナーシップを探る-関係者
  • 「他社が追随しても驚かない」とアナリスト

米銀JPモルガン・チェースが中国の第一創業証券と2010年に設立した合弁の持ち株を売却する方向で協議中であることが分かった。同国での合弁で経営権を持てない現状に外資系銀行が不満を高めていることを示唆している。

  第一創業が深圳証券取引所に20日提出した資料によると、同社に対しJPモルガンは同合弁の少数株を売却する方向で協議中。合意には至っていないという。JPモルガンもこれを確認する発表文を出した。中国側が66.7%、JPモルガンが残る株式を保有している。

  事情に詳しい関係者によると、JPモルガンは同行がより大きな影響力を持てる合弁の新たなパートナーを探している。HSBCホールディングスは昨年、経営権を獲得する形での中国合弁証券事業の計画を発表した。

  中国銀河証券のアナリスト、ウォン・チマン氏は「中国合弁事業での少数株保有はもはや魅力的ではない。受け身の役割であり、経営に限定的にしか参加できないからだ」と指摘。「他社が追随しても驚かない」と語った。

原題:JPMorgan Weighs Exiting China Venture as Banks Seek Control (2) (抜粋)
JPMorgan in Talks to Sell Stake in Chinese Securities Venture (抜粋)

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