サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、原油価格の上昇継続を確実なものにするため、多くの国が石油輸出国機構(OPEC)の減産に進んで参加する意向を示していると述べた。

  ファリハ・エネルギー相はロンドンで19日開かれた石油関連会議での講演で、国名は挙げずに、交渉は11月30日にウィーンで予定されているOPEC総会まで続くとの見通しを示した。これまでのところ、増産凍結か減産の検討を表明しているのはロシアのみで、メキシコやノルウェーなど過去の供給抑制に協力したOPEC非加盟国は減産する意向は示していない。

  ファリハ・エネルギー相は講演後のインタビューで「われわれは仲間と取り組みを進める予定であり、決定は全ての国にとって公正かつ公平なものになるだろうと考えている」と説明。「これは、われわれが下すべき集団的決定」であるため、サウジだけで減産幅を決定することはないとの見解を示した。

  同相は米エクソンモービルやシェブロン、仏トタルの最高経営責任者(CEO)を含む満員の聴衆に対し、明るい見通しを示した。原油市場が「再均衡しつつあるのは明らか」で、石油業界の「深刻な低迷」は終息すると予想。米国の原油在庫は減少しており、需給は再び均衡しつつあるとの見方を示した。

原題:Saudi Arabia Says Many Nations Will Join OPEC Output Cuts (2)(抜粋)

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